かの司馬遼太郎が「日本で最も豊かな隠れ里」と称した多良木町。
鎌倉〜江戸時代まで、相良藩の「隠れ里」として存在することで、人目に触れることなく独自の文化を築いてきました…が、今は平成。スマホ一つで世界に向けて情報発信できる世の中です。
きっと相良のお殿様も、このように思ってるはず。「機は熟した。今こそ、秘境・多良木の名を全国に轟かせる時!」
ということで、多良木の魅力を全国に広めるプロジェクトを立ち上げます。
初めまして、長根汐理(ナガネシオリ)です!生まれは青森県八戸市。情が深く、謙虚で控えめ、演歌に出てくるような東北の女性….になりたかったのですが、実際は日本酒と酒盗が好きな飲兵衛女子です。
好きなものは地元飯と地酒。地方には、有名ではないけど面白い食材や文化がたくさんあるので、それを「ものづくり」や「体験」を通して、多くの人に伝えていきたいと思っています!
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美味しい地元飯と地酒を求めて、日本各地を訪ね歩いている中でご縁があった多良木町。 険しい山々に囲まれた多良木は約700年もの間、相良藩の隠れ里として存在した秘境の地だったそうです。
「隠れ里」や「秘境」と聞くと、閉ざされていて閉鎖的なイメージがありがちですが、多良木は逆。当時のお殿様は外来の文化を積極的に取り入れようとしていました。その結果、生まれたのが、米を蒸留した「球磨焼酎」なんです。
焼酎といえば芋でしょ!と思っている皆さん。球磨焼酎を語れずして、焼酎は語れませんよ!なんたって、球磨焼酎は日本最古と言われる焼酎。芋が伝わる前から愛飲されていた焼酎なんです。
しかも、日本で数少ない地名を冠するお酒。ワインのシャブリ、ボルドー、スコッチウイスキーなどと同様に地名を冠するお酒として世界的に認められているのです。
球磨焼酎はこんなにも歴史が古く、世界的にも認められているお酒なのに、知名度がいまいちなような気が(失礼)…。そこで!相良のお殿様に習い、外来の文化を取り入れた一風変わった球磨焼酎を作りたいと思います!その名も
「TARAGIブルー」
簡単に言うと「透明→青→紫」という色の変化を楽しめる焼酎です。球磨焼酎本来の芳醇な米の風味が美味しく、スッキリと飲みやすいので、焼酎苦手な人でもオススメですよ!
私の野望は、この「TARAGIブルー」を多良木の特産品にすること。このお酒をきっかけに、多良木や球磨焼酎を知ったり、興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです!
多良木の歴史やストーリも好きなのですが、一番好きなのは住む人の雰囲気。地方によっては、町の人と馴染むまで壁を感じることも多いのですが、不思議と多良木に来た時はその壁を感じませんでした。やっぱり、外来の文化を積極的に受け入れる相良氏の風土があるのかもしれませんね。
そんな中でも、一番出会いが印象的だったのがしいたけ農家の落合龍見さん(通称:たぁ坊)。ユーモア溢れるチャーミングな落合さんですが、実は農林水産大臣賞を獲得するほどの、すご腕しいたけ農家さんなんです。しかも、しいたけ一つ一つがおっきい!しいたけ特有のエグみがなく、溢れ出す肉汁のジューシーさとプリプリの食感は、まるでアワビみたいなんです!
普通しいたけは乾燥させて出荷することが多いですが、せっかくなら採れたての生しいたけを味わってほしい!そこで、落合さんのしいたけを直送する「たぁ坊直送便」プロジェクトを立ち上げます!
このプロジェクトでは、落合さんの極上しいたけが直送されるだけではなく、しいたけの原木のオーナーになる特典も検討しています。
歴史が深く自然豊かな多良木には、他の地域に劣らない文化や地域資源がたくさんあります。今までは隠れ里として静かに文化を育んできましたが、このご時世、積極的に魅了を発信しようよ!とのことで、今回のプロジェクトを立ち上げました。なんだか、地下アイドルをメジャーデビューさせるような気分です(笑)
ぜひ、ご支援・ご協力をよろしくお願い致します!